ワニくん本当にに死んじゃうの⁈
皆さんは4コマまんがの「100日後に死ぬワニ」をご存知でしょうか?
私はテレビ番組の中でこの存在を知りました。
SNSで話題になり、今ではTwitterだけでも153.6万フォロワーもある、たくさんの人達が興味を持っている4コマ漫画なんですね。
そのワニが今日、最終話を迎えるということで、今日はこちらを取り上げようと思いました。
2019年12月12日から連載が開始され、主人公のワニの平凡な日常が描かれています。ただ、この4コマ漫画には漫画の外枠に死ぬまでの日数がカウントダウンされているんです。
番組内でこのことを聞いたとき娘と私はどんな4コマ漫画なのか気になって一緒にネットで調べてみたら、ありました…死まであと43日と
娘「あと43日で死んじゃうんだよ~~ホントに死んじゃうのかな?でもこのワニ可愛いよね」
個人的な意見としてビジュアル的には可愛いとは言えませんが…すみません。でも、このワニが送くる日常がなんか可愛いと思わせてくれます。
差し迫るワニの死/死まであと○○日
ワニ自身も、まわりのワニの友達も、死が迫っていることは、もちろん知りません!
読んでいる私たちには、確実にワニに死が迫っていることは、分かりますが…ちょっと複雑な気持ちになります。
そして、ごくごく平凡に生きるワニに親しみを感じます。
著者のきくちゆうきさん、ヤフーの取材で最終話を迎えた心境を聞かれて次のように語っています。
うーん……。来るときが来たなって感じでしょうか。「悲しい」という気持ちはもちろんあるし、ずっとワニの生活が続くなら、ずっと続いてほしいと思います。
でも、人間もそうですが、ずっと続くってことはありえない。どんなものでも終わりが絶対あるので……。仕方ないといえば仕方ないんですが「仕方ない」という言い方だと寂しい気はしています。
できることなら、生き続けて欲しい…でも、死を迎えてしまうんですね…きっと。
私達もワニと同じ…死までの日数がカウントされている
考えてみれば、私達もワニと同じですよね。
確実に刻々と死に近づいているんです…その日がいつかは知らないだけで、私たちにも終わりがあるわけですよね。
そう考えたたら日々、送っている平凡な日常も価値ある1日…無駄にはできないなと思えます。何気ない幸せをかみしめて大切に生きていきたいな~と思ったわけです。
「100日後に死ぬワニ」を読まれた皆さんはどうでしょうか…どんな印象を持たれたでしょうか?
きくちゆきさんがこの作品を描き始めたきっかけはときかれると
「終わり」を意識することで、実際に終わるときに、それぞれが納得できるような暮らしや生活ができるのではないかと思っているので、それを考えるきっかけになればいいと思って描き始めました。
生まれたらかならずやって来る死…
私たちはこのことを忘れがちですが、死の瞬間は誰にでもやって来ます。
親しい友人や親、夫や妻、ペットの死…もちろん自分の死も、その瞬間は確実にやってきます。
だからこそ、その命を輝かせ価値ある人生を送って悔いのない最後を迎えたい!!
愛おしい人との時間を大切にしたい!!
そう思えてなりません。
ワニには今日が最後の日…どんな幕を閉じるのでしょう。
悲しいけど楽しみです。
※取り入れた画像は「100日後に死ぬワニ」とは一切関係ありませ。